FXの税金についての補足【国内の会社と海外の会社】
前回、税金について軽くですがお話しました。
<前回の記事↓>
基本となるのは、
1、海外の会社を使うこと
2、クレジットカードで入出金すること
です。
これは基礎知識として持っていてくださいね。
今回は前回の補足として、国内の会社を使った場合と海外の会社を使った場合の税率などについてです。
これは他の、海外の会社を紹介しているサイト(アフィリエイトサイトなので内容はペラペラ)にも書かれていることですが私なりの見解を交えてお話しします。
まず税率について。
国内では、税制の改正があり、一定して20%です。
海外はどうか、というと累進課税になっています。
累進課税とは、所得税などでも採用されているもので金額の大小で税率
が変わるものです。
つまり利益の金額が大きくなると、段々税率が上がっていくということです。
この累進課税についてですが、
「国内だとどれだけ利益が上がっても20%のままだから海外よりお得なんだ!」
と言う人がいますが実は間違っています。
海外の会社だと、1年の利益が330万円までは20%以下なんですね。
詳しく数字を出すと・・・
195万円以下 15%
195万円超~330万円以下 20%
330万円超~695万円以下 30%
695万円超~900万円以下 33%
900万円超~1,800万円以下 43%
1,800万円超~ 50%
となります。
そしてこれに付け加えると、海外の会社では利益の発生タイミングを調整することが出来るので、税率が高くならないようにすることが可能なんです。
(手法についてはここに書けないので、知りたい方は→ 在宅レッスンがおすすめです。その手法は違法なものじゃないので安心してください)
では、次は税制の話
国内の場合と海外の場合では、同じ利益でも扱い方が違うんです
海外だと雑所得というものになります。
雑所得だと、損益通算ができないことがデメリットとなります。
損益通算について詳しくは、↓のサイトで確認してみてください。
https://www.forex.com/jp/support/tax-report/
では、簡単に数字で表すと・・・
【損益通算が出来る場合】
前年に200万円の利益を出して今年に100万円の損失があったと仮定します。
この場合、トータルで100万円の利益と計算されてその分だけ払えばいいことになります。(毎年確定申告必須)
【損益通算が出来ない場合】
雑所得の場合持ち越しができないため、前年に200万円の利益として払ったものはそのままなわけですね。
前年の200万円の利益に対して税金を払うことになります。
今年は利益が出ていないので税金は0円です。
どちらにしても、損しなければいっしょ
つまりトータルで計算できるので、”損失を出した場合”は国内のほうがお得になるんです。
⬆︎で、なぜ”損失を出した場合”と強調したかというと、”損失を出さなければ”国内も海外も同じということなんです。
つまり負けなきゃいいんですよ。
シンプルな話です。
投資で上手くいっている人って負けないことが最重要なのを知っているのでそもそも損失が出ないんです。
私も私の生徒さんも勝率100%です。
だから国内の税制と変わらない金額か、もしくは安くなる場合がほとんどですね。
このように、海外の場合は国内の場合よりもデメリットは存在するのですが、そのデメリットをほとんどないものに出来ます!