予想はなるべくしない:FXでみんなが陥りやすい悪い癖
FXでの予想は、大まかなものだけにとどめるべき
「今の世界情勢がこんな感じだからこの通貨は上がるぞ!」
「今はこういう材料があるから今日はこの通貨が下がるに違いない!」
FXの取引をする際に、こういった予想をするのが好きな人って多いです。
でも実は、予想というのはなるべくしないほうがいいんです!
なぜなら、相場というのは予想することが難しすぎるからです。
というか短期の予想は基本的には不可能だといってもいい。(長期であればできます。)
世界情勢も全ての国について考慮できるはずがありませんし、世界中の投資家の思惑を読む、なんてことはかなり難しいですよね。
それら全てが合わさったものが相場なわけで、複雑すぎるものだということが分かると思います。
さらに予想をすることでむしろ悪い影響が出ることのほうが多いです。
予想をしてしまって損すること
予想をしてそれに基づいた取引をする、
ということばかりやっていると損することもあります。
1、自分の知っている情報だけでしか判断できないこと
全てのことが合わさったものが相場。
だから全知全能でもないかぎり完璧な予想なんてできません。
もちろん有力な情報を手にできることもあるでしょう。
そうするとその情報に基づいての予想をたてることになります。
では、その情報とは違う動きが知らない間に起こっていてそれが相場に大きく影響してしまったらどうなるでしょうか?
その予想は大外れになってしまいますよね。
情報を得ることはもちろん強みになるのですが、それが反対に弱みになることも多いです。
2、予想通りの結果になったとしても、その予想が正しかったかどうかはわからない
自分が、これは下がると思って、実際にそれが下がったとします。
でも、その結果は本当に予想したことが起こったからなのでしょうか?
実は予想とは全く違うことが起きていて、偶然その結果になっただけだとしたら。
結果が一緒だとしても予想が正しかったとは言い切れないんです。
3、予想をすることでフットワークが重くなる
予想してしまっていると、どうしてもその予想に頼って行動が遅くなります。
または動きに過剰反応して一喜一憂することになります。
それではストレスもかなりたまってしまうでしょう。
このブログのテーマは
「ストレスなしで、時間をあまり使わずに」なので、あまり予想をすることはすすめません。
必要ないストレスが生まれてしまいますからね。
それよりも、大まかに長期的に考えてその時々に合わせて対応していくほうがずっと楽です。
予想をして当たった、外れた、というのも醍醐味ではありますが、なるべくしないほうが心にもいいですよ。