取引をした時点で損をしている、という認識をもつことの大切さ
FXでは、負ける確率のほうが高い理由とは?
FXは、上がるか下がるかを当てればいいんだから半々で稼げると勘違いする人が多いですよね。
実際は、証券会社の取り分があるので普通にやっていたら投資家は負けるわけです。
負けてくれないと証券会社が成り立ちません。
ここでは、FXを運や勘でやることの愚かしさについてもお話していきます。
まず、投資家側が負けるように最初からできている
FXでは証券会社を通じて取引をします。
会社も商売なので手数料をとりますよね。
この手数料をちょっと軽く見ている人が多いように思います。
売りでも買いでも、手数料というのは発生しています。
つまり、
「取引をした時点でマイナスからのスタート」なんです。
このマイナスからスタートしているという事実を分かっていない人がいます。
この認識がないとまるでゼロからスタートしているように錯覚してしまいます。
手数料分は儲けが出ないとマイナスになる、これを意識しておいてくださいね。
これを踏まえるとFXの自動取引の矛盾についても分かってきます。
あとは、証券会社を味方だと思わないことも大事です。
その件に関しては
↓の記事で説明しています。
証券会社とは、どんな存在なのか?
証券会社は、どんな存在なのか?
どんな立ち位置なのか?というのは理解しておかねばなりません。
味方ではない、というのはどういう意味なのかを考えましょう。
宝くじの構図で説明してみる
宝くじというのは、すごく配当率、還元率が悪いということはもうよく知られていることですが、FXの証券会社はけっこう似ているところがあります。
どこが似ているかというと、管理運営しているところが大部分を儲けてしまうところですね。
お金をワーッと集めて、ガッと儲けられてしまうわけです。
宝くじはくじを買う、という行為でお金を支払って、その金額の半分くらいを取られてから当たった人に配当されているわけです。
そりゃあ当たった人は儲かるかもしれませんが、全体で見たらめちゃくちゃ儲けられているじゃないですか。
半分以上持って行ってるわけですから。
証券会社もこれと同じなわけです。
FXはゼロサムゲーム、という人がいますが、全く理解していない人の発言です。
こういう構図なので9割は負けてしまうわけです。(それでも宝くじよりはるかにマシですが)
だから、普通にやっていてはダメなんですよ。
勝っている1割の人に教えてもらえばすぐに勝てる1割に入ることができます。
そのためにお金を支払ったとしても、すぐに取り返せますよね。
物事を学ぶときは常にそうですが、誰かに教えてもらうというのが基本です。
自己流でやっていたらほぼ確実に負けるほうに入れられる、ということを覚えておいてください