前回の記事では、このブログの目的についてお話しました。
FXでストレスなしに安定して勝てる方法があるんだ、というお話でした
前回:FXでは安定してストレスなしで勝つ方法があるんです:このブログの目的
実際、投資をしていると数字の上げ下げに心を奪われ健康を害したり常に不安な心理状態になってしまう人が多くいます。
それはやはり間違った投資の方法、考え方をしているからなんです。
FXで短期的に勝てる場合もあるが、長期的には必ず負ける人の特徴
前回も負けてしまう人の特徴を少しお話しましたが、ここではもっと詳しく、項目別に分解して説明していこうと思います。
ある意味、負ける人というのは普通にやっている人、とも言いかえられます。
それくらいFXって負けさせられる人ばかりなんですよ。
では、1つ1つ見ていきましょう!
1、とにかくずっと数字とにらめっこする
これが一番いけないんですよね。
値動きが気になってずっと数字とにらめっこ。
家に帰ってずっとパソコンの前に座りっぱなしでカチカチせわしなく動いている。
それどころか外出していても携帯でチャートを見ている。
ずっとチャートを見ているとどうなるか?というと、
日本人がよくかかるポジポジ病になってしまうんです。
ポジポジ病とは、チャートを気にしすぎることで焦って持つ必要のないポジションを持ってしまう病気。
結局失敗する人はポジションの持ちすぎなんです。
ポジションを持ちすぎる→証拠金維持率が下がる→もうどうしようもなくなる
とこういうわけですね。
ポジションの数だけじゃなく、通貨量(ロット数)の持ちすぎなんです。
実際はそんなに持ってはいけないんですよ。
非常時に全く身動きが取れなくなってしまいますからね。
そのポジポジ病にかかる人は、ずっとチャートを気にしています。
家でも外でも自分のトレードのことばっかり考えてしまうんです。
こんなんでは絶対に精神をやられます。
短期勝負ならそれもアリかもしれませんが、ずっと勝ち続けるのは不可能です。
投資なんてずっと続けていけば最終的にめちゃくちゃ儲かるんですからのんびりやっていればいいんですよ。
そのためにはチャートを気にせずポジションを持ちすぎないのが一番大事なことなんです。
2、数字の一時的な上がり下がりに反応してしまう
FXは外貨を取引するもの。
たくさんの国の情勢、投資家の思惑がからみ数字が変動します。
その一時的な変動にいちいち反応していたら身がもちません。
そこで動揺することで無駄な買いに走ったりして自滅、というのがよくあるパターンです。
人間はそこまでずっとはりつめていることはできません。
大体、何か大きなことが起こったとしてもその出来事が相場にどう影響するか?は予想できるものじゃないんです。
非常時でもチャートの数字なんてまるで他人事のように眺めていられるようにしないといけません。
値動きして、「よし、そのままいけ!」とか、「そっちに行くなー」とかやってたら精神がもちませんよ。
3、根拠があいまいな変な理論にもとづいて分析もどきをする
チャートを見て分析をすれば次に相場がどう動くか分かる!とかよくあるじゃないですか。
あれ全部ウソですからね。
ウソというとワザと騙しているような言い方になってしまうのでちょっと違うかもしれませんが、
いいかえると”幸せな妄想”なんです。
相場が次の瞬間にどう動くかなんて絶対に分からないんですよ。
長い目でみて、ここからここの範囲にいくだろう、くらいは私も予測はつけておきますが、それくらいです。
もし自分が大資産家で、一回の取引に100億円つかえるとしたら、相場をほぼ100%操れるでしょう。
あまり人がいない通貨ペアでいきなりそれだけ使ったら自分の思い通りに動かせます。
そんな特殊なケースでしか完全な予想はできないんですね。
予想はできないのに予想ができるつもりになってやるから失敗するに決まってるんです。
過去のデータは参考にはなるけれど、未来のことを予測するのにはあまり効果がないんです。
4、ゼロサムゲームだと思ってしまう
「FXはゼロサムゲームだ」
といまだに言っている人が多いですが、間違ってますよ。
ゼロサムゲームとは、簡単にいうと、Aさんが勝った分Bさんが負けるみたいなこと。
丸いパイがあってそれを奪いあってるみたいなイメージです。
でも違うんです。
投資家が奪いあう部分もあるのですが、証券会社が大部分を最初から奪っているんですよ。
パイが1つ丸ごとあるというのがそもそもの勘違い、というわけです。
だからゼロサムゲームじゃなく、競馬とか競輪とか宝くじと本質のところはいっしょ。
胴元が取り分をもらったそのあとで分配されているんです。
これを意識せずにゼロサムゲームだ!なんて思うのは本質を完全に見失っています。
だから普通にやっていたら9割は負けるんです。
必ず失敗し、負ける人の特徴としてはこういったことがあります。
ストレスと過剰反応、そして方法や考え方がスタートから違う、ということですね。
この対比として、FXで負けずに勝ち続ける人についても書いたのでぜひ見てください。
→FXで短期ではちょこちょこ負けても全体では大きく勝てる人の特徴
