株はFXほど保証が手厚くない場合があるーFXと株のメリットデメリット
FXは基本的にゼロカットでより安全
株とFXの違いで個人的に強く感じているのは、株のほうが追証がキツイということです。
<追証とは>
どちらも証拠金として取引会社の口座にお金を預けて取引をしますが、
この証拠金が基準より不足したときに追加入金をしなくてはいけません。
これを追証と呼びますよね。
この追証に関しては、株とFXはどちらも大差ないです。
(FXのほうがレバが高い分キツクないですが)
含み損が増えて証拠金維持率が低くなってくると、
「追加入金しないと全保有ポジションを強制決済しますよ!」
と言われてしまいます。
これに関してはどちらも同じなんですが。。。ゼロカットという点に違いがあるんです。
ゼロカットとは、証拠金の金額がマイナスになってしまった時でもそれ以上は請求されることはない、という保証です。
現在FXではほとんどの会社がこのゼロカットを採用していると思います。
(これがないようなところは絶対に使わないでくださいね)
そもそも強制決済なんて羽目にならないようにするのは基本なのですが、まさかのことがあっても保証されているというのはありがたいことですよね。
株はこのゼロカットというのが基本的にないんです。
これは株とFXの違いにあります。
株式というものは、発行量が決まっていて周知されているものですよね。
だから証拠金がマイナスになってしまったら、払いませんが通らないんです。
通貨を扱うFXであれば会社がその辺りを調整できるものですが株では基本的に無理でしょうね。
こうなってしまうと悲惨ですよ。
私は石橋を叩いて渡るタイプなので、こんな目にあったことはないのですが知り合いにいましたね。
証拠金を取られた上、借金までこさえてしまうというのは本当に辛いです。
これがあるから株は資金力がないとおすすめしづらいんですね。
逆に言えば資金力があって、証拠金維持率を常に高く保てれば安全にはなります。
資金力勝負に自信がない人はFXのほうが安全かな、と思います。