レベルが高い失敗談―未来のことは誰にも分からない:FX失敗談検証シリーズ
こんな記事を見つけましたので、引用させていただきます。
今まで失敗談検証シリーズを書いていましたが、
↓
FX失敗談検証シリーズ
これはかなりレベルが高い失敗談ですね。
株でもFXでも同じことがいえると思います。
2000年代の初めごろ
当時の世界最大の株式ファンドを運用していた
ファンドマネージャーが、
株価の下落に関連するインタビューで、
「私は1年後の株価はわかるが、明日の株価は誰にもわからない」
と発言しました。
・・・
先のことは誰にもわかりませんが、
過去のことは覚えています。
振り返ってみると、
昨日の自分と今日の自分とでは、
ほとんど変化を感じることはできないでしょう。
ですが、1年間、10年前と比べると、
いかがでしょうか?
ご自身の環境の変化に戸惑う方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
トレードも同じことです。
チャートは過去の値動きを記録しています。
過去の値動きを見ると、
時間の経過とともに値動きが変化することがよくわかります。
これが未来にも続くとすると
どうでしょうか。
1年後、10年後にはどうなるのかわかりません。
某氏のファンドの運用成績は
悪化し続けその後解散しました。
ファンダメンタルズ分析が株価に反映される、
と考えたことが敗因です。
もっとも、チャート分析でも、
先のことはわかりません。
チャート分析は、市場価格そのもの、
価格の現状認識を促すモノなので、
上げ下げを予見するものではないのです。
つまり、チャートの右端、
すなわち、相場の先のことは
誰にもわからないということです。
彼の敗因は未来がわかると考えてしまったことに
あるかもしれません。
ファンドの話なのでかなり私たちの普段のトレードとかけ離れていると思うかもしれませんが、基のところは同じだと思います。
だから予想をたててもいいけれど、それに引きずられない、というのが大事ですね。