モニターの前から離れられない:FXで大損してしまう理由1ポジポジ病
FXで大損してしまう人の特徴シリーズ1
FXで大損してしまう理由って色々あるのですが、あまり世間で言われていないことについて話します。
損をしてしまう大きな理由の1つは、
「パソコンのモニターの前から離れられない」
ということです。
FX失敗談を話してくれた人の中に、こんな人がいました。
「取引をして10分テレビを見ていたらその間に大きく動いてマイナスになってしまった。本当に目を離した自分を殴りたい。」
こんなことを言っていました。
これを聞いたとき、
「じゃあ普段は10分も目を離せないのか・・・」
と驚いてしまいました。
10分も目を離せない状況、こんなでは精神がやられてしまいますよね。
しかもそういう人は取引をした瞬間から緊張してチャートを見ているのではなく、取引前からずっと見続けて、取引開始したらさらに緊張を増してモニター前にかじりつくわけです。
どれだけ脳と心に負担をかけているか知れません。
こういった状況の問題点は大きく3つあります。
1、健全な精神状態で余裕を持った取引をすることができない
こんなに負担のかかる状況ではどう考えても余裕なんて持てませんよね。
一日中チャートとにらめっこして、その月の損益計算を頭でずっとして・・・それでは冷静な判断なんてできません。
「前これだけ負けたから今回でこれだけ勝たないといけない。。。」
こんな縛りをつけてやっていては最善の選択はできないでしょう。
2、時間を無駄にしてしまう
FXで大損をしてしまう人は、とにかく時間を使ってしまいます。
ずっとモニターの前で時間を浪費しているのに儲けが出たとしてもほんのちょっと。
まだアルバイトでもしていたほうがお金になります。
最低でもFXをやっている時間分は稼がないといけませんよね!
でもずっとモニター前じゃどんどん時間が過ぎてしまいます。
3、すぐに取引できる環境にいると、どうしてもポジションを増やしたり無駄な損切りをしてしまう
画面前にいるとマウスの1クリックですぐに取引、決済ができます。
もしマイナスが膨らんだとしても気長に待てばいい場面で無駄に損切りをしてしまったりします。
「損切りしたあとに反転した!」
みたいなセリフを言ってる人が多いですね。
あと、人間ってどこか一か所にいると、つい何かを操作したくなるという本能のようなものがあると思います。
ポジションを増やす必要がない場面で、ついポチっと増やしてしまう・・・・
これを私はポジポジ病と呼んでいます。
このポジポジ病にかかりやすいんですね。
無駄にポジションを増やすことで証拠金の余裕もなくなるので、さらに焦りが生まれます。
そして焦って決済のタイミングじゃないのに、損切りだ!と無駄なことをやってしまう。。。
このパターンが非常に多いです。
ポジポジ病は日本人が一度はかかる病気ですが、モニターにかじりつく状態では発症率が跳ね上がります。
本当に気を付けてくださいね!
以上、大きく分けただけでも3つもありますね。
なるべく離れられない、という状況にならないような取引を心がけましょう!
この対策については次の記事で書いてみますね!
次の記事:パソコンモニター前から離れられるようにするには:FXで大損する人の特徴