デモトレードは意味がまったくない:FX失敗談検証シリーズ
今回も、失敗談を検証しましょう!
失敗談にはたくさんの情報が詰まっていて面白いですね。
↓はかなり有名なコピペ。
こんな人が本当に実在したのかは分かりませんが、ためになります。
三ヶ月程毎日デモトレードで練習したので、かなり詳しいです!
デモトレードでは資金100万円から始めて500万円まで増やしました!目指すはお金持ち!
タワーマンションに住み、高級車を乗り回したいです!
その前に車の免許を取らなくちゃ!がんばって更新するので、応援してくださいね!
~ちょっと時間が経って~
「さようなら」
最初で最後ってこういう事を言うんですね・・。
昨日夜中に114.43で強制ロスカットされてしまいました。
現在残高6万円。一回の取引で半年分の給与が飛びました。
すごくショックでこれからどうやって生きていけばいいか分かりません。
これもツッコミどころが多くて参考になりますね。
このコピペが人気なのは、この部分があるからではないでしょうか?
「三ヶ月程毎日デモトレードで練習したので、かなり詳しいです!」
名言ですね。
まず当たり前ですが、デモトレードは意味がありません。
実際のお金を使っていないのでストレスも皆無。
無茶な取引をしても精神的に辛くならない。
つまり現実とはかけ離れたものだ、ということです。
デモトレードの怖さについて詳しく説明した記事は↓から。
私は、証券会社がわざわざデモトレードを用意している理由は、ここにあると思っています。
無茶な取引をしても平気な環境で、そういったトレードに慣れさせるためなんじゃないかと。
もちろん、表向きは
「デモでFXに慣れてくださいね。」
というものなんでしょうが、デモでFXに慣れたらとんでもないことになるんですよ。
無茶なロット数を持つことを、それがあまりに危険な行為だと認識もせずに行ってしまうようになるじゃないですか。
そんな状態で本当のトレードを始めたら地獄に真っ逆さまです。
簡単に証拠金を溶かすでしょうね。
だから少額でもいいから、自分の金を使ってやることです。
そうじゃないと、ただのカモになってしまうだけですよ。
あと、面白いのはもう1つあって、
3ヵ月練習したので、かなり詳しい
の部分ですね。
3年なら分かりますが、3ヵ月。
かなり詳しい、なんて言葉を使うなら最低10年は相場と向き合ってほしいものです。
自分を過信すると必ずしっぺ返しがくるもの。
気を付けましょう!